こちらでは、邦画の中でもロマンティックなものがお好きな方のために厳選した情報をお届けしています。より多くの人々からの共感を得るべく、主に2000年から2010年までの間に上映された邦画に限定し紹介しています。このブログを通じて、多種多様な「ロマン」を感じ取っていただければと思います。
失われたロマンを求めて
何やら大仰なタイトルですが、ロマンティックな作品こそが現代に求められているのであり、その点で今日の世情を反映していると言えるでしょう。近年では世相を反映しているためか、邦画ですらロマンを感じることができない作品が増えています。現実世界でロマンに飢え、フィクションの世界でもロマンを欠いているとすれば、私たちは一体どこでロマンを求めればよいのでしょうか?現代を生きる私たちに求められている生き方としては、とにかく粛々と現代(いま)と向き合い、生きることが全てです。それはその通りですですが、将来への希望のないまま、ただ生きることはあまりにつらいものです。何より、そのような人生は退屈でつまらないものです。希望があるからこそ、やがて現実となってやって来るのです。これまでも人間は幾多もの試練を乗り越えつつ、そうやって連綿と生き延びてきたのではないでしょうか?このブログをきっかけに「ロマン」というものに思いを馳せる方が1人でも増えることを願っています。